1位 小園 海斗
2位 島内 颯太郎
3位 林 晃汰
4位 中神 拓都
5位 田中 法彦
6位 正随 優弥
7位 羽月 隆太郎
4球団が重複した小園海斗(遊撃手)の交渉権を獲得したことが大きい。
全ポジションに有力選手を抱えながら4、5年後を考えると、とくに内野陣に不安があった。その不安を小園の指名でかなり軽減できた。当然、小園の最大の長所は守備力である。
甲子園は芝生と土で大まかに内外野を分けるが、小園は走者がいないときは芝生に入って守ることが多かった。肩に自信がなければ絶対に守ることはできない深さである。
下級生のときの細身が今では178センチ、83キロの堂々とした体格に変貌し、それにつれてバッティングにも力強さが増してきた。ポスト田中広輔と言っていいだろう。
2位島内颯太郎(投手・九州共立大)は大学の先輩、大瀬良大地を思わせるオーバースローから最速152キロのストレートを投げ込み、縦変化のフォーム、チェンジアップにも素晴らしいキレを持ち、先発陣に割って入る力が十分ある。
投手で獲得した5位田中法彦(菰野)は、身長173センチながら山口高志(元阪急)を彷彿とさせる投げ下ろしのフォークボールを持ち、さらにはストレートで最速152キロを計測させる。
3位林晃汰(三塁手・智弁和歌山)、4位中神拓都(投手&内野手・市岐阜商)、6位正隨優弥(外野手・亜細亜大)、7位羽月隆太郎(内野手・神村学園)の野手陣も総じて評価が高い、万全の指名となった。
地味に神ドラフト
5年後最強ドラフトとか言われてそう
4球団競合当ててこの点数は低すぎな気がする
1位 甲斐野 央
2位 杉山 一樹
3位 野村 大樹
4位 板東 湧梧
5位 水谷 瞬
6位 泉 圭輔
7位 奥村 政稔
1位で入札した小園海斗、辰己涼介を抽選で外し、外れ外れ1位で甲斐野央(投手・東洋大)を指名。サファテ、岩嵜翔の故障で弱体化したリリーフ陣の立て直しには絶好の人材が確保できそうだ。
甲斐野は、東都大学リーグ戦においてストレートで最速159キロを計測している。速さだけでなく、「トラックマン」で計測した投球の回転数が全日本として招集した投手の中でナンバーワンだったことも評価の高さを裏づける。
2位杉山一樹(投手・三菱重工広島)は未完の大器と言ってもいいが、無駄のないきれいなフォームから放たれる最速153キロのストレートの威力は今指名選手の中でも5本の指に入る。2年目くらいでの一軍定着を期待したい。
3位野村大樹(三塁手・早稲田実)は早稲田大の進学を蹴ってまでプロ入団にこだわった根性に好感が持てる。4位板東湧梧(投手・JR東日本)は完成度の高さにストレートの速さが加わり、強豪ソフトバンクでも先発入りの期待がかかる。
1位 上茶谷 大河
2位 伊藤 裕季也
3位 大貫 晋一
4位 勝又 温史
5位 益子 京右
6位 知野 直人
小園を抽選で外して、外れ1位で上茶谷大河(投手・東洋大)を指名。左腕が4人名をつらねる現在の先発陣に割って入りそうだ。
大学4年時からチームの主力になったという、遅咲きとは思えないほどの最速152キロのストレートに大いなる力を秘めている。さらにスライダー、フォークボールを低めにコントロールできる完成度の高さでも目を引く存在だった。
2位伊藤裕季也(二塁手・立正大)はこのドラフトが行われた26日、東都大学リーグの優勝決定戦でホームランを含む3打数3安打2打点を記録し、見事立正大を18季ぶりの優勝に導き、MVPやベストナインにも輝いた。やはりその持ち味は長打力だろう。
3位大貫晋一(投手・新日鐵住金鹿島)は社会人らしくまとまりのある好投手、4位勝又温史(投手・日大鶴ヶ丘)は反対に荒々しいフォームから放たれる最速152キロのストレートに魅力があり、5位益子京右(青藍泰斗)が二塁送球1.7秒台を誇る強肩キャッチャー、6位知野直人(遊撃手・BCリーグ新潟)は俊足を武器に一軍入りを狙う。
1位 高橋 優貴
2位 増田 陸
3位 直江 大輔
4位 横川 凱
5位 松井 義弥
6位 戸郷 翔征
1位高橋優貴(投手・八戸学院大)以外は2位増田陸(遊撃手・明秀学園日立)、3位直江大輔(投手・松商学園)、4位横川凱(投手・大阪桐蔭)、5位松井義弥(三塁手・折尾愛真)、6位戸郷翔征(投手・聖心ウルスラ)と高校生を並べた。
1位で根尾、辰己を外したため、一見するだけだと良い指名結果には思えないかもしれない。しかし、原辰徳新監督率いる新首脳陣の中に、水野雄仁、元木大介、鈴木尚広各氏など高校卒で活躍したコーチ達を持ってきているように、岡本和真に続く高校卒の素質を開花させようとする配慮が見える。
1位高橋は全国大会の出場がなく物足りなさがあるのは確かだが、強豪の北東北リーグ新記録の通算301奪三振を達成するなど実績は十分でもある。
1位 辰己 涼介
2位 太田 光
3位 引地 秀一郎
4位 弓削 隼人
5位 佐藤 智輝
6位 渡辺 佳明
7位 小郷 裕哉
8位 鈴木 翔天
藤原を外し、同じ外野手の辰己涼介(立命館大)を外れ1位で指名した。
大学選手権ではバント安打したときの一塁到達タイムが3.59秒。これは今季私が計測した中でナンバーワンのタイムだ。外野からの返球でも強肩も目立ち、1年目からレギュラーの活躍が期待できる即戦力候補である。
2位以下の2位太田光(捕手・大阪商業大)、4位弓削隼人(投手・SUBARU)、6位渡邊佳明(遊撃手・明治大)、7位小郷裕哉(外野手・立正大)、8位鈴木翔天(投手・富士大)はやや即戦力志向が強すぎたかもしれない。
3位引地秀一郎(投手・倉敷商)は最速151キロのストレート、5位佐藤智輝(投手・山形中央)は144キロのストレートを武器に4、5年先の一軍定着をめざす
1位 近本 光司
2位 小幡 竜平
3位 木浪 聖也
4位 斎藤 友貴哉
5位 川原 陸
6位 湯浅 京己
藤原、辰己を外して同じ外野手の近本光司(外野手・大阪ガス)を1位で指名し、2位小幡竜平(遊撃手・延岡学園)、3位木浪聖也(遊撃手・Honda)まで野手を並べた。
球団としてその意欲は買うが、いずれも現チーム内にいる“チャンスメーカー”という存在の選手ばかりで、根本的な「打線の強化」というテーマには迫れなかったように思う。
注目したいのは4位の齋藤友貴哉(投手・Honda)である。
ドラフト前には1、2位の上位が予想された選手で、まさかの下位指名。春以降、ストレートが抜ける傾向が見え、それがスカウトにいい印象を与えなかったのかもしれないが、1年目は先発候補に入ってきそうな本格派なのだ。
1位 清水 昇
2位 中山 翔太
3位 市川 悠太
4位 浜田 太貴
5位 坂本 光士郎
6位 鈴木 裕太
7位 久保 拓真
8位 吉田 大成
根尾、上茶谷を外して清水昇(投手・国学院大)を1位指名。秋のリーグ戦は好不調の波が大きく、評価が難しい選手だ。
2位中山翔太(外野手・法政大)は、大学のチームでは遊撃、三塁、一塁など内野全般を守ったあと外野に回った選手で、それは彼の守備力に安定性が無いことの裏づけでもある。ただ、その俊足は評価できる。
3位市川悠太(投手・明徳義塾)、4位濱田太貴(外野手・明豊)、6位鈴木裕太(投手・日本文理高)は甲子園大会でも注目された選手で、5位坂本光士郎(投手・新日鐵住金広畑)、7位久保拓眞(投手・九州共立大)、8位吉田大成(遊撃手・明治安田生命)は即戦力が期待される選手。
深刻な投手不足でありながら1位入札が昨年の清宮幸太郎に続く、超高校級野手の根尾だった……というところに5年先を見据えたフロントの覚悟がよく見えたのだが、実際の指名で結局は苦労することになった。
清水でまた評価覆したかと見せかけてそれ以外が微妙…
濱田は期待しとる
こいついつもヤクルト酷評してんな
1位 太田 椋
2位 頓宮 裕真
3位 荒西 祐大
4位 富山 凌雅
5位 宜保 翔
6位 左沢 優
7位 中川 圭太
1位小園を抽選で外し、太田椋(遊撃手・天理)を指名した。甲子園にも出場し全国的なネームバリューを持つが、走攻守どの部分を取っても「スペシャル」と言えるものが見えない、難しい評価の選手でもある。
2位頓宮裕真(捕手・亜細亜大)は逆に特徴はあるのだが、不安が目立つ守備面はキャッチャーというポジションを考えると厳しい。ただ、現在のプロ野球界で不足している「右の強打者」という点がセールスポイントになるはずだ。
この頓宮以下、3位荒西祐大(投手・Honda熊本)、4位富山凌雅(投手・トヨタ自動車)、6位左澤優(投手・JX-ENEOS)、7位中川圭太(二塁手・東洋大)まで大学生&社会人を並べた即戦力志向は阪急時代から続くチームの伝統で、面白い。
太田はまだわからんがこの中だと富山が出世頭か
渋いな
今後誰か高卒が覚醒るかもしれんけど
上茶谷も甲斐野もそうやが短命すぎる
びみょー
清水
戸郷がトップランク???
普通にトップランクやろ